小学校の給食用の食材を納品している東久留米市立第九小学校にて、4年生の出張授業を行いました。

総合的な学習の時間では、SDGsなどをテーマに世界にも繋がる私達の社会の問題について理解し、自分たちができることを考える学習が行われています。

今年度は、環境問題について学ぶ中で、給食室から給食を作ったあとに出てくる「野菜くず」をゴミとして廃棄していることを知り、毎日の野菜くずの計量や活用方法について学んでいました。

そこで、当園が取り組む、身近な資源の堆肥化と再利用の取り組みについてお話しするとともに、普段は考えたことがあまりない「土」の価値や、畑の「土」ができる仕組みや野菜くずが分解していく様子について簡単にお話ししました。

農園のスタッフが堆肥のガラス瓶や土の成分について説明したり触ってもらったりするうちに、最初は「汚い」と感じていた野菜くずや土の成分などが観察を通して興味の対象となってくれている様子が印象的でした。

今回の授業が、今後の学習における身近な取り組みから始まり、将来の夢や暮らしに繋がる何らかの関心へと成長してくれることを楽しみにしています。