都市と自然の間で、循環型の農業をめざす
農ある豊かな暮らしをつくるために、
東京の都市近郊の立地を活かした持続的で循環型の農園を目指します。
食べ物となる農産物だけでなく、来園いただくお客様の安心、
農地の周辺に暮らす人々の安全、農業に関わる生産者の健康、
そして、都市の中における貴重な水とみどりの資源である畑の生態系や、
土壌と水系の環境維持を目指します。
・緑肥や草を生やした草生栽培による果樹園や畑の管理
(生態系の維持、土壌流出の防止と保水力の向上)
・自然の分解能力を活かした生ゴミや落ち葉の堆肥化
(本来はゴミではない自然資源をゴミにせずに活用する)
・米ぬかやモルト、コーヒーかすや廃菌床を使った土づくり
(化学物質やエネルギーを使わず「暮らしの残りかす」から土壌を豊かに)
・体験型の摘み取りや東京都内の直売による地産地消
(農への関わりの創出と輸送コストを最小限にした流通販売)
・規格外品を使った加工品の製造販売による食品ロスの削減
(生産段階の食品のロスの削減と、生産者の利益損失を最小限に)
・10代から80代まで多種多様な人材に、ボランティアや農福連携を活用した生産方式
(多様な人材が活躍できる場の創出と、多世代の交わりによる学びと助け合い)
いずれも、昔から続き、続いてきた、農村や農家の知恵と伝統に学び、
自然の中で食べ物を作り、暮らし、また自然に返す仕組みとして、
現代の都市課題に向き合いながら取り組んでいます。
奈良山園の畑では、多様な植物が生き、たくさんの草花があり、
たくさんの天敵や益虫に守られて作物は育ちます。
自然ができることは自然が取り組み、
人ができることはその手助けをすること。
農業が人間のための生産行為である以上、自然であることには限界がありますが、
人と自然のバランスと維持に気を使いながら、
地域に根付き、世代を越えて続けることのできる循環型の都市農園を目指して、
日々、できることから実践しています。
グループビジョン
VISION
農ある豊かな暮らしをつくる
豊かさの本質を見極め、豊かな地域と暮らしを創造する
MISSION
地域の暮らしの豊かさに、農を通じて貢献する
循環型の生産活動と地域に根付いた販売方法により
農のある風景とその豊かさを地域に残し、未来に伝えていく
VALUE
人と自然の和を尊ぶ
常に自然に学ぶ謙虚さを持ち、人が生み出す創造と自然の調和を実現する
経済ある道徳の実践
道徳的に正しく意義あり、経済的に評価される行動により理想を追求する
未知に挑み道を開く
歴史や事例に学びつつ独自の方法を考え、新しい創意工夫により前進する
栽培における認証
認定農業者
業経営基盤強化促進法に基づく農業経営改善計画の市町村の認定を受けた農業経営者・農地所有適格法人です。
東京都・市町村の認定を受けた経営改善計画に基づき、計画的な農業生産及び販売を行っています。
認定農業者:生産者 野崎陽一・野崎林太郎
認定農業者:生産法人 東京ジャム株式会社
東京都エコ農産物認証
安全安心な農産物を消費者に届けるとともに環境に負荷をかけない農業を推進するため、化学合成農薬と化学肥料を削減して作られる農産物を、東京都が認証する制度です。
認証基準:東京エコ100(化学合成農薬・化学肥料を使用しない栽培)
認証番号:222039
奈良山園 野崎林太郎
東京都エコ農産物認証制度 認証生産者ページ